南部アフリカ一人旅2日目。
この日は、南アフリカ・プレトリアから、ボツワナの首都ハバロネへ移動する日。
いよいよ本格的な“陸路アフリカ旅”が始まる。
相変わらず、「本当に移動できるのか?」心配ではあったが、とりあえず目的地をハバロネ、そしてオカバンゴデルタへ定め、旅の道すじは見えてきた。
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朝いちばんに、宿近くのショッピングモールへ。
早朝のハットフィールドは、清掃スタッフが掃除する以外に人がおらず静か。
閑静な住宅街といった感じ。
日本では見慣れない鳥を観察しながら街をぶらぶら。
スーパーは朝早くから営業していたので、店内の変わった食べ物を見物しつつ、朝食とバス移動用の食料を確保。
購入したのは、
宿に戻る途中、露店でドーナツも購入。
なんとR2(当時15円くらい)。
物価感覚がまだよく分からないが、とにかく安い。
朝食は、
がワンプレートになった、いわゆるイングリッシュブレックファースト。
油っこいが、期待通りの“ハズレない味”。
宿はフリードリンク制で、熱いコーヒーを飲めるのが地味にありがたい。
バックパッカー向け宿はフリーキッチン&フリードリンク
チェックアウト後、ハウトレインでプレトリアへ移動。
ハットフィールド〜プレトリア間はわずか1駅。
車内は空いていて快適だった。
前日も感じたが、この鉄道は本当に近代的。
「アフリカ=混沌」という先入観をかなり覆される。
プレトリア駅に到着後、ボツワナ行きのバス出発まではまだ時間があった。
ただ、
ということで、博物館で時間を潰すことに。
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向かったのは、
Ditsong National Museum of Natural History
南アフリカの自然史・化石・野生動物展示で有名な博物館。
ここが予想以上によかった。
館内には、大量の動物剥製が並んでいて迫力満点。
サファリ前なのに、すでにテンションが上がる。
さらに印象的だったのが、人類進化関連の展示。
アウストラロピテクス・アフリカヌスの模式標本「ミセス・プレス」の展示もあり、“そういえばアフリカって人類発祥の地だったな…”と、歴史の授業の記憶が少し蘇る。
サファリや野生動物ばかり考えて来ていたが、
など、南部アフリカにはいろいろな歴史や背景がある。
そんなことをぼんやり考えながら展示を見て回った。
しかも、レセプションで荷物預かりOK。
バックパッカー的にはかなり助かる。
入館料はR80。
博物館を出るころにはちょうど昼。
プレトリア駅前へ戻り、バスターミナルで軽食を購入。
イギリス風の“おしゃれ飯”を想像していたが、出てきたのは、「巨大なアジフライが山盛りポテトにのった食べ物」(笑)
サイズ感が完全におかしい。
油ものが重いが、軽くつまんでバスを待つことに。
巨大なフィッシュ…&チップス
ボツワナ行きに利用したのは、
Intercape
南部アフリカでは有名な長距離バス会社らしい。
車体に大きく「Intercape」と書いてあるので分かりやすい。
プレトリア駅構内で荷物重量チェックを受けたあと、バスへ乗車。
すると、なぜか周囲がざわつき始めた。
どうやら、「日本人が一人で乗ってくる」のが珍しかったらしい。
その流れで、「こっち座れ!」と案内されたのが、“特等席”。
隣には、日本留学経験のあるボツワナ人青年が座っていた。
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彼は、日本の大学で地理学(Geography)を学んでいたという。
最初は、「なんで日本で地理学?」と思ったが、話を聞くと、アフリカの鉱物資源研究などで日本企業や大学との関わりがあるらしい。
そういえば、博物館でも鉱物展示がかなり充実していた。
世界の資源と経済、研究開発。
普段日本で生活していると意識しないことばかりで、話を聞いているだけでも面白かった。
旅をしていると、こういう偶然の出会いがある。
夕方を過ぎ、景色は徐々に暗くなっていく。
国境到着時には、すでに夜。
周囲の乗客の動きを真似しながら、荷物を持ってイミグレーションへ向かう。
ここで支払ったのが、ボツワナ観光税。
日本国籍の場合、ボツワナ入国ビザ自体は不要。
手続きもかなりスムーズだった。
日本のパスポート、本当に強い。
ハバロネ到着は21時過ぎ。
問題は、「ここどこ?」だった。
到着場所は市街地中心部から離れており、周囲は真っ暗。
できたら、オカバンゴデルタ方面へ向かう夜行バスを見つけたいのだが。
すると、一緒に乗っていたボツワナ人青年と、その彼女さんが助けてくれることに。
なんと車で、国内長距離バスターミナルまで送ってくれた。
さらに、
まで手伝ってくれる。
ボツワナでは、「時刻表を見る」のではなく、“その場のスタッフに聞く”という文化らしい。
この旅、いろんな人に助けられてばかりである。
その日は、バスターミナル隣接のホテルへ宿泊。
両替はまだできていなかったので、カード決済できた瞬間はかなり安心した。
翌朝5時には出発。
移動続きで疲れ果て、とりあえずそのまま就寝した。
翌日は、いよいよオカバンゴデルタの玄関口・マウンへ向かう。 ✨
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