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1日目|ヨハネスブルクを避けてプレトリアへ|南部アフリカ一人旅 旅行記【2023】

人生に一度は、“サバイバルみたいな旅”をしてみたかった。

満点の星空。
野生動物。
サバンナ。
世界遺産。

そんなアフリカに憧れて、2023年夏、南部アフリカを一人で旅することにした。

ただ、出発前の情報収集段階からすでに想像以上に大変。

コロナを境にして世の中は大きく変わったはずだが…
英語サイトを見ても情報が古い。
旅行ブログの内容も、2020年以前で止まっているものばかり。

最初は、

・エスワティニ
・ボツワナ
・ジンバブエ
・ナミビア

あたりを陸路でぐるっと回ろうと考えていた。

しかし調べれば調べるほど、「そもそも移動手段が存在しない」という問題にぶつかる。

それでも、

・ヨハネスブルク中心部には入らない
・プレトリア起点で北上する
・現地で情報収集しながら最終的な旅程を考える

という方針だけは決めて、日本を出発した。

南部アフリカのハブ空港・ヨハネスブルクへ

到着したのは、南アフリカ最大の空港、O・R・タンボ国際空港

南部アフリカのハブ空港だけあって、空港自体はかなり近代的で大きい。

ただ、この旅で最大の懸念点だったのが、ヨハネスブルクの治安だった。

「世界一治安の悪い街」

そんな物騒な言葉を、旅行前に何度も目にした。

もちろん全域が危険というわけではないらしい。

ただ、

・どこが危険で
・どこが安全なのか

短期旅行者には判断が難しい。

実際、現地在住者や旅行経験者の情報を調べても、

「夜は歩くな」
「スマホを出すな」
「Uber以外乗るな」

みたいな話が延々と出てくる。

初アフリカで無理をする理由もない。

ということで、ヨハネスブルク市内には一切入らず、空港からそのままプレトリアへ抜けることにした。


快適な鉄道「ハウトレイン」

利用したのは、空港直結の鉄道「ハウトレイン」。

これが驚くほど快適だった。

空港駅は案内表示も分かりやすく、大荷物の移動でも困らない。

ICカードを購入してチャージし、改札を通るだけ。

スタッフの人がやり方を教えてくれた。

電車内も清潔で、“危険なアフリカ”というイメージとはかなり違った。

むしろ日本の空港鉄道に近い。

「これなら普通に旅行できそう」

少し安心した瞬間だった。

窓の外には、乾いた冬の南アフリカの景色が流れていく。

7月の南半球は冬。

昼間は暑いが、日が落ちると途端に寒くなる。

アフリカ=灼熱というイメージだったので、この時点ですでにギャップが大きかった。

▶関連記事:南アフリカ→ボツワナ陸路移動ガイド|ハウトレインでプレトリアへ移動

ハウトレインのプラットホーム(ヨハネスブルク空港駅)


プレトリアで情報収集⇒エスワティニ行きを断念

ハウトレインでプレトリアに到着して、まず調べたのが、エスワティニへの移動方法だった。

バスターミナルですべてのバス会社を訪ねたが、国際バス路線は「ボツワナ・ハバロネ行き」以外見つからない。

事前にネット上で見つけた少人数用のツーリストバスは、現地銀行振込による予約制で、支払いも予約もうまくいかず。

この時点で、エスワティニ行きは断念。

ボツワナを北上するルートへ切り替えることにした。

翌日のボツワナ・ハバロネ行きのバスチケットを予約・購入。

“現地で柔軟に動く”

今回の旅は、最初からそんな感じだった。

▶関連記事:アフリカ個人旅行で困ったこと10選|陸路国境越えの移動手段が少なすぎる

プレトリア鉄道駅前 Intercapeの発着場所


ハットフィールドの宿へ

その日は、プレトリア郊外・ハットフィールドで、事前に調べておいたバックパッカー宿へ宿泊。

住宅街の中にあり、敷地内は高い柵とゲートで囲まれている。

「治安が悪い」といわれる南アフリカを実感。

インターホンを押して開けてもらうスタイルだが、最初はよく分からず。

敷地内でのテント泊を考えていたが、現在利用できるのはGarden Cabinだけとのこと。

案内されたのは小さなコテージ。

室内はシンプルでかわいい山小屋風。

宿泊代も2000円程度だったので泊まることにした。

問題は―寒さだった。

南アフリカの冬、想像以上に寒い。

毛布が2枚置かれていたものの、それだけでは耐えられず、持参した寝袋まで投入。

室内といえど、気温は7℃だった。

▶関連記事:南アフリカ→ボツワナ陸路移動ガイド|ハットフィールドで宿泊

Garden Cabin


停電(ロードシェディング)発生

夜、シャワー終了間際、突然電気が消えた。

暗闇の中、冷たくなったシャワーを終えて、レセプションへ向かうと、宿のスタッフは慣れた様子で、「ストライキのせい。すぐ戻るよ」と。

復旧するまでの2~3時間はロウソクと懐中電灯での生活。

充電もできないのが、旅行者にはつらい…。

この後、アフリカ旅行中、何度も停電を経験。

帰国後、調べたところ、この停電は、Load Shedding(ロードシェーディング) と呼ばれる計画停電とのこと。

電力会社(Eskom)の発電能力不足があり、電気使用量が増えると、一部地域を時間ごとに停電させて電力バランスを取る仕組みらしい。

暗くて静かなアフリカの夜は、それなりに心地よく、寝袋のなか、ぐっすり眠りについた。

翌日は、プレトリアからボツワナへ向かう。


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